
製図用紙の合成紙を知る
製図用紙の合成紙とは?
1. 合成紙の基本情報
2. 合成紙(PP)の特徴
3. 合成紙(PET)の特徴
4. 合成紙を選ぶ2つのポイント
5. 合成紙が使用される具体的な場面
6. 合成紙の購入窓口
7. 合成紙に関するお役立ちコラム
1. 合成紙の基本情報
合成紙とは、化学パルプを使用せず、石油から作られる合成樹脂(プラスチック)を主原料とした用紙のことです。この合成樹脂にもポリエチレンテレフタレート(PET)とポリプロピレン(PP)があり、合成紙における配合率の明確な定義はないようです。
また、合成紙を「ユポ紙」として認識している方も多くいます。この「ユポ」とは、ユポコーポレーション社が商標を取得しているブランド名であり、ポリプロピレン(PP)を原料としている合成紙になります。
用紙表面はしっとりとしており、合成「紙」と呼ばれているもののフィルムの部類とも言えるため、手で破くことが難しいほどの強度と、短期間であればラミネート不要で屋外掲示も可能な耐久性があります。※ただし亀裂が少しでも入ると簡単に破けます。
化学パルプから作られる用紙に代わる新しい用紙として誕生した合成紙ですが、ポリプロピレン(PP)を原料にした合成紙は、耐久性・耐水性がある反面、熱に弱いためレーザープリンターや幅広複合機(PPC/LED)での印刷が苦手となります。高熱を受けた際にプリンター内部で用紙が溶けてしまうおそれがあるため、基本的にはインクジェットプリンターでの印刷が推奨されます。
※一部プロダクションプリンター向けレーザープリンターなど対応可能な場合もあります。
一方、ポリエチレンテレフタレート(PET)を原料とした合成紙は、耐久性・耐水性だけでなく熱耐性もあるため、レーザープリンターや幅広複合機(PPC/LED)でも印刷が可能です。
2. 合成紙(PP)の特徴
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インクジェットプリンター用の1種類のみ ※一部レーザー適性有り
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PP素材は高温で溶けてしまうため幅広複合機(PPC/LED)での印刷は向かない
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耐水性や耐久性(破れにくさ)があるため屋外で使用することができる
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用紙表面が平滑なため印刷精度が高く、きれいに印刷ができる
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紙の用紙に比べるとコストがやや高め
3. 合成紙(PET)の特徴
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インクジェットプリンター用と幅広複合機(PPC/LED)用の2種類がある
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PET素材はレーザープリンターや幅広複合機での印刷にも対応できる高温耐性がある
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耐水性や耐久性(破れにくさ)があるため屋外で使用することができる
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用紙表面が平滑なため印刷精度が高く、きれいに印刷ができる
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紙の用紙に比べるとコストがやや高め
4. 合成紙を選ぶ2つのポイント
合成紙を選ぶ2つのポイント
① 同じく水に強い紙「耐水紙」との用途検討
② 印刷方法(プリンター)
① 同じく水に強い紙「耐水紙」との用途検討

耐水紙とは、水に濡れても紙の強度が劣化しにくい用紙のことです。
耐水紙は用紙表面に耐水加工を施していることが多く、表面の水濡れに強い特長を持ちますが、PP素材の合成紙やPETフィルムに比べると耐水性に劣ります。
コストでみると合成紙の方が高い傾向にあるため、短期用途には耐水紙・長期用途には合成紙などのように、使用状況に応じて選択することが望ましいです。
② 印刷方法(プリンター)

所有するプリンターによって印刷できる合成紙および耐水紙が異なります。
・大判インクジェットプリンターを使用する場合は、PP素材の合成紙とPET素材の合成紙がおすすめです。
・レーザープリンターや幅広複合機を使用する場合は、PET素材の合成紙や耐水紙がおすすめです。
5. 合成紙が使用される具体的な場面

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合番図などの屋外現場に持ち出す図面用途
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注意書きなどの屋外で掲示するポスター、張り紙用途








