
製図用紙の普通紙を知る
製図用紙の普通紙とは?
1. 普通紙の基本情報
普通紙とは、コーティング加工が一切されていない非加工用紙に分類される用紙のことです。
化学パルプから生成されており、耐久性、耐水性は低いですが汎用性は高く、他の製図用紙に比べて安価でコストを抑えることができます。さまざまな場面で使用されている、もっともポピュラーな用紙となります。
普通紙は文字や線画、図面といったカラーのべた塗りが少ない印刷に適しており、反対に写真や画像、イラストなどのカラー品質を重視される印刷には、にじみが発生してしまうため不向きとなります。
2. 普通紙の特徴
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インクジェットプリンター用と幅広複合機(PPC/LED)用の2種類がある
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コストが安価なためコストを抑制できる
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汎用性が高く、さまざまなシーンで使用されている
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べた塗りが少ない文字や線画、図面の印刷に適している
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カラー印字品質が重視される写真や画像、イラストの印刷には不向き
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耐久性、耐水性は低い
3. 普通紙を選ぶ5つのポイント
普通紙を選ぶ5つのポイント
① 用紙品質
② 白色度
③ 紙管(コア)と用紙の接合部分
④ ロール紙の内径と外径
⑤ 純正紙と汎用紙の選択
① 用紙品質
「普通紙であればどの用紙も同じ」と思われがちですが、実はそうではありません。
普通紙の中でも安価なものは、コストが抑えられている代わりに品質が安定していない傾向にあります。
具体的には、設計図などの細かい線や文字を印刷する際、にじみの発生や色が薄いといった印刷精度を満たせない場合があります。その原因は、用紙表面のインクの吸水性にあります。
品質の良い普通紙は、用紙表面の仕上げが均一できれいにインクが浸透していきますが、品質が良くない普通紙は、用紙表面が不均一で均等にインクが広がらず、にじみの要因となるケースがあります。
求める印刷精度によりますが、印刷内容に適した普通紙のご使用をおすすめいたします。
② 白色度

一般的なコピー用紙と同様に、普通紙は70~95%程度の白色度となります。
白色度は数値が高くなるほど白色に近づくため、カラーをより鮮やかに印刷することができます。そのため、白色度70%以上の普通紙は普段使い、特に白色度90~95%の普通紙は、お取引様やお客様に提出する資料用途におすすめと言えます。
注意点としては、同じパーセンテージの白色度の普通紙でも、色味が同じとは限らないことです。用紙によって青味のある寒色寄りの白色や、オレンジ色や黄色味のある暖色寄りの白色などがあります。
③ 紙管(コア)と用紙の接合部分

幅広複合機(PPC/LED)用のロール紙を検討している場合に、確認する必要がある項目となります。
接合部分の規格には「素巻(フリーエンド)」「テープ止め」の2種類があります。一部プリンターでは、対応していない規格のロール紙を使用してしまうと故障の原因となる旨の注意喚起が記載されています。
印刷をするプリンターの仕様を事前にご確認ください。
④ ロール紙の内径と外径

プリンターの種類によって取り付けられるロール紙の規格が異なります。
プリンターモデルごとに内径及び外径の最大数値が記載されているため、用紙の購入前に必ずプリンターの仕様表をご確認ください。
下記では、目安となる一般的な数値をご紹介いたします。
インクジェットプリンター用ロール紙の場合
内径:2インチ(約50mm)の紙管
外径:約110mm以下
幅広複合機(PPC/LED)用ロール紙の場合
内径:3インチ(約75mm)の紙管
外径:約176mm以下
⑤ 純正紙と汎用紙の選択
普通紙には、プリンターメーカーが推奨する純正紙と、その同等品として各企業から販売されている汎用紙があります。
純正紙はメーカーの検証が行われた用紙であるため、印刷設定などが提供されている安心感があり、一方、汎用紙は純正紙よりも安価なことが多く、コストを抑えることができます。
下記のコラムで具体的なメリットやデメリットを紹介しております。
ぜひご覧ください。
4. 普通紙が使用される具体的な場面

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保管用の紙図面
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地図やフロア図などの平面図
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道路や配管などの縦横断図の詳細図
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車両や機器などの設計図
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プレゼンや会議資料などの文書








