
製図用紙の型取りフィルムを知る
製図用紙の型取りフィルムとは?
1. 型取りフィルムの基本情報
2. 型取りフィルムの特徴
3. 型取りフィルムを選ぶ4つのポイント
4. 型取りフィルムが使用される具体的な場面
5. 型取りフィルムの購入窓口
6. 型取りフィルムに関するお役立ちコラム
1. 型取りフィルムの基本情報
型取りフィルムとは、主に鉄構業界で鉄構部品と同じサイズや仕様の図面を用意する際に使用されているPETフィルムのことです。
これは現物を見なくてもわかるように製品と合わせて納品する、またはボルト位置を合わせる際に使用されます。
PETフィルムに筆記性を持たせるため、コート剤が表面に塗布されています。ただし印刷適性はないため、ペンプロッターや手書きでの書込み専用となります。また、伸縮等が起こらず正確な図面を作成するのに適しています。
2. 型取りフィルムの特徴
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主に鉄構業界、アパレル業界で使用されるPETフィルム
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製品の現物代わりに仕様確認を行うための図面に使われる
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コート剤が塗布された表面以外は筆記性が落ちるので注意が必要
3. 型取りフィルムを選ぶ4つのポイント
型取りフィルムを選ぶ4つのポイント
① 使用するシーン
② 紙管や用紙のサイズ
③ 用紙両端のスプロケット有無
④ コーティング面の確認
① 使用するシーン

使用する機械などによって異なる型取りフィルムが必要となるケースがあります。主に使用される3つをご紹介します。
・原寸場:フィルムを広げて手書きで図面を書き込みます。
・フラットベッドプロッター:造船業などでよく使用され、平面上で図面が書き込まれます。
・縦型ペンプロッター:鉄工所やシャーリング業、アパレル関係の業界で使用され、ロール状で図面が書き込まれます。
② 紙管(コア)や用紙のサイズ

紙管のサイズ(インチ)や用紙の横幅によって設置できるプロッターが異なります。
紙管サイズの場合
1インチ:桜井株式会社、グラフテック社
2インチ:桜井株式会社、吉田鉄工社、グラフテック社、武藤工業社
用紙サイズの場合
横幅1,200mm以上:原寸場やフラットベッドプロッター用途
横幅933mm以下:縦型ペンプロッター用途
③ 用紙両端のスプロケット有無

精度が高い用紙見送りや寸法精度を忠実に再現するためにはスプロケット(軸穴加工)が必要となります。
精度のよいものほど、紙管外れなど起きることなくスムーズに使用することができます。
スプロケット(軸穴加工)が必要な場合、穴精度が重要となり、穴精度が良くないと機械が止まってしまうなどトラブルの原因となってしまいます。
スプロケットが必要:鉄構業界
スプロケットが不要:アパレル業界
④ コーティング面の確認

型取りフィルムには、筆記性を向上させるため表面にコーティングが施されていますが、基本的に片面のみとなります。内巻きタイプと外巻タイプの2種類があり、用途ごとに選ぶ形となります。
コーティングがされていない表面で筆記を行うと筆記精度が落ちますのでお気をつけください。
内巻きタイプを選ぶ場合:手書きで書き込む方。転がしながら広げることができるためです。
外巻きタイプを選ぶ場合:プロッターを使用する方。構造上、外側の面に書き込むためです。
4. 型取りフィルムが使用される具体的な場面

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造船業における橋梁、造船図面、設計図用途
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鉄構業における階段図面、設計図用途
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鉄構業やシャーリング業における建築部品図面、設計図用途
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アパレル業界における洋服型紙作製用途








