top of page

製図用紙の再生紙を知る

製図用紙の再生紙は?

1. 再生紙の基本情報

2. 再生紙の特徴

3. 再生紙を選ぶ4つのポイント

4. 再生紙が使用される具体的な場面

5. 再生紙の購入窓口

​6. 再生紙に関するお役立ちコラム

 1. 再生紙の基本情報

再生紙とは、新聞や使用済み用紙の古紙などを再利用して作られる用紙のことです。
古紙からインクや塵などの不純物を取り除いてできる古紙パルプ(再生パルプ)と、新たに追加する化学パルプを配合して作られます。配合率はさまざまありますが、1%でも古紙が含まれていれば再生紙に部類されます。

​古紙パルプの配合率は用紙やメーカーによって異なりますが、「再生紙使用マーク(Rマーク)」に表示されている数字で配合率を知ることができます。再生紙使用マークは、ごみ減量化推進国民会議総会(現:3R活動推進フォーラム)にて平成7年に定められました。

1再生紙の基本情報

再生紙はごみ排出量の削減など環境への配慮の観点から国や官公庁で積極的に採用されておりましたが、近年ではSDGs活動など環境問題に取り組む一般企業も増加傾向にあり、業務で使用するコピー用紙や名刺などにも使われるようになっています。

2再生紙の特徴

 2. 再生紙の特徴

  • ​インクジェットプリンター用と幅広複合機(PPC/LED)用の2種類がある

  • 古紙が使われているため、環境に優しい用紙である

  • 特定の環境ラベルを取得している用紙が積極的に選ばれる傾向がある

  • 普通紙と遜色ない質感や品質をもつものもある

  • 古紙パルプが含まれるため、普通紙よりも耐久性がやや低い

\ 再生紙をお探しの方にオススメのオンラインショップ!/

3再生紙を選ぶポイント

 3. 再生紙を選ぶ4つのポイント

再生紙を選ぶ4つのポイント

① 用紙品質

② 取得している環境ラベル

③ 紙管(コア)と用紙の接合部分

​④ ロール紙の内径と外径

 ① 用紙品質

technical-drawing-2030247.jpg

普通紙に近い素材ではありますが、古紙から作られる古紙パルプが含まれているため、長期的な保存用としてはやや不向きです。印字品質は製品にもよりますが、普通紙と遜色なく細かい印字が可能となります。

 ② 取得している環境ラベル

環境ラベルとは、前述した「再生紙使用マーク(Rマーク)」を含むエコマークやグリーン購入法の適合商品など、第三者機関によって審査・認定された表記です。国内での認知度も高く、信頼性があり安心感などを与えられる一つの材料となります。


環境ラベルの種類によって表記できる条件が決まっており、グリーンマークは古紙配合率40%以上、エコマークやグリーン購入法の適合商品は古紙配合率70%以上が必要となります。

 ③ 紙管(コア)と用紙の接合部分

幅広複合機(PPC/LED)用のロール紙を検討している場合に、確認する必要がある項目となります。


接合部分の規格には「素巻(フリーエンド)」「テープ止め」の2種類があります。一部プリンターでは、対応していない規格のロール紙を使用してしまうと故障の原因となる旨の注意喚起が記載されています。


印刷をするプリンターの仕様を事前にご確認ください。

 ④ ロール紙の内径と外径

プリンターの種類によって取り付けられるロール紙の規格が異なります。

プリンターモデルごとに内径及び外径の最大数値が記載されているため、用紙の購入前に必ずプリンターの仕様表をご確認ください


下記では、目安となる一般的な数値をご紹介いたします。

インクジェットプリンター用ロール紙の場合

内径:2インチ(約50mm)の紙管

外径:約110mm以下

幅広複合機(PPC/LED)用ロール紙の場合

内径:3インチ(約75mm)の紙管

外径:約176mm以下

4再生紙が使用される具体的な場面

 4. 再生紙が使用される具体的な場面

5032084_s.jpg
  • 国や官公庁で使用される用紙

  • 地図やフロア図などの平面図

  • 道路や配管などの縦横断図の詳細図

 5. 再生紙の購入窓口

5再生紙の購入窓口

再生紙をお探しの場合は、当サイトを運営する桜井(株)のオンラインショップ「桜井ダイレクトショップ」をぜひご覧ください。


桜井株式会社では、長年取り扱ってきた実績のある製図用紙を販売しております。お求めの製図用紙が無くても、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡いただければ、専任の担当者より特注でのご提案や、最寄りの販売店をご紹介させていただきます

商品の検索・価格・ご購入に関しては、オンラインショップでご確認ください。

商品に関するお問合せ・ご要望、資料・サンプル・お見積もりのご依頼はこちらからお気軽にご連絡ください。

bottom of page