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製図用紙のマットコート紙を知る

製図用紙のマットコート紙は?

1. マットコート紙の基本情報

2. マットコート紙の特徴

3. マットコート紙を選ぶ2つのポイント

4. マットコート紙が使用される具体的な場面

5. マットコート紙の購入窓口

​6. マットコート紙に関するお役立ちコラム

 1. マットコート紙の基本情報

マットコート紙とは、表面はしっとりとした触り心地で、光沢感が抑えられあり、光の反射が起きないマット調(艶消し)ならではの落ち着いた雰囲気を演出できる用紙のことです。

 

用紙表面にはインク受理層が設けられるため、加工紙に部類します。また、設計製図業界において、コート紙と呼ばれているものはマットコート紙を指すことが多いです。

主に建築パースの用途で使用されることが多い用紙となります。理由は、カラーを含めたデザインを印刷する際、普通紙や再生紙のような非加工用紙よりも受理層を設けている方がカラーをきれいに表現することができるためです。

1マットコート紙の基本情報
2マットコート紙の特徴

 2. マットコート紙の特徴

  • ​インクジェットプリンター用と幅広複合機(PPC/LED)用の2種類がある

  • 発色が良いためカラー印字品質が重視される写真や画像、イラストの印刷に適している

  • 光沢のないしっとりとした表面で落ち着いた印象を与える

  • 比較的安価なため採用されやすい

  • 近年ではコート紙(光沢)よりもマット紙(非光沢)が好まれる傾向にある

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 3. マットコート紙を選ぶ2つのポイント

3マットコート紙を選ぶ2つのポイント

マットコート紙を選ぶ2つのポイント

① 用紙品質

② 表面の質感と仕上がりの見た目​​

 ① 用紙品質

「マットコート紙であればどの用紙も同じ」と思われがちですが、実はそうではありません。

マットコート紙の中でも安価なものは、コストが抑えられている代わりに品質が安定していない傾向にあります

具体的には、設計図などの細かい線や文字を印刷する際、にじみの発生や色が薄いといった印刷精度を満たせない場合があります。その原因は、用紙表面のインクの吸水性にあります

品質の良いマットコート紙は、用紙表面の仕上げが均一できれいにインクが浸透していきますが、品質が良くないマットコート紙は、用紙表面が不均一で均等にインクが広がらず、にじみの要因となるケースがあります。

求める印刷精度によりますが、印刷内容に適したマットコート紙のご使用をおすすめいたします。

 ② 表面の質感と仕上がりの見た目

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設計製図業界では、主に図面を印刷することが多いため印刷精度の高いマット調(非光沢)が好まれる傾向があります。


写真に重点を置きたい印字物やポスターなどを印刷する場合は、コート紙(光沢)も選択肢の1つとなるため、印刷内容に合わせた用紙選択が必要となります。

4マットコート紙が使用される具体的な場面

 4. マットコート紙が使用される具体的な場面

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  • カラーを使用する線画やベタ塗り印刷の図面用途

  • 工事現場や施工現場での設計に使用するCAD図面用途

  • 道路や配管等の縦横断図の詳細図用途

 5. マットコート紙の購入窓口

5マットコート紙の購入窓口

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