トレーシングペーパーに手書きをする際、みなさんは何を使っていますでしょうか?
私の場合は鉛筆やボールペンで書くことが多いです。
しかし、世の中には鉛筆やボールペン以外にも筆記用具が多くあります。
そこで今回は、トレーシングペーパーに書いた文字は筆記用具によってどう変わるのか、
そして、消しゴムで消した跡はどのように違うのか比較してみました。
---目次-------------------
▶鉛筆
▶油性ボールペン
▶水性ボールペン
▶油性マーカー
▶水性マーカー
▶筆ペン
▶ホワイトボードマーカー
▶蛍光ペン
3.おわりに
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1.検証に使用した筆記用具の紹介
使用するトレーシングペーパーと筆記用具は以下の通りです。
トレーシングペーパー:IJトレペ60(弊社品のインクジェット用トレーシングペーパー)
筆記用具:鉛筆・油性ボールペン・水性ボールペン・油性マーカー・水性マーカー・筆ペン・ホワイトボードマーカー・蛍光ペン
※鉛筆には鉛筆用の消しゴム、その他の筆記用具には砂消しゴムを使用します。
※トレーシングペーパーができる限り削れないように、弱い力で文字を消します。
それでは文字を書いていきます。
2.筆記結果(筆記精度/消し跡)
1.鉛筆
問題なく書けています。
消し跡
きれいに消えています。
2.油性ボールペン
問題なく書けています。
消し跡
軽い力で消していることもあり、薄く残っています。
3.水性ボールペン
問題なく書けています。
消し跡
インクが濃く残っています。
4.油性マーカー
書き始めと書き終わりにインク溜まりがありますが、問題なく書けています。
消し跡
跡が残っています。
5.水性マーカー
油性マーカーよりも濃いインク溜まりがあります
消し跡
油性マーカーよりも跡がやや濃く残っています。
6.筆ペン
線にムラがでていて、インク溜まりがあります。
消し跡
跡が薄く残っています。
7.ホワイトボードマーカー
大きなにじみとインク溜まりがあります。
消し跡
跡が薄く残っています。他のペンほど濃く残ってはいません。
8.蛍光ペン
にじみがあり、書き終わり部分にはインク溜まりがあります。
消し跡
うっすらと跡が確認できますが、きれいに消えています。
3.おわりに
筆記については、インクのにじみ具合に差がでましたが、
すべての筆記用具で文字を書くことはできました。
鉛筆や油性ボールペン、蛍光ペンはきれいに消すことができました。
メーカーによって差が出るとは思いますが、
今回使用したペンでは、水性インクのペンは跡が濃く残りました。
意外だったのがホワイトボードマーカーです。文字はにじみやすかったのですが、インクが浸透しないのか、きれいに消すことができました。
一通り試した結論として、インクジェット用トレーシングペーパーに使用する筆記用具は、
筆記性と消しやすさから鉛筆とボールペンがお薦めと感じます。
4.インクジェット用トレーシングペーパーの紹介
・IJトレペ60(厚み60μm・60g/㎡) ※販売終了いたしました
執筆者紹介
葉山 和裕(hayama kazuhiro)
2005年桜井株式会社に入社。
ECサイト運営やWEB全般のシステム運営・構築を担当する当グループのエース?
趣味の街歩きでは「栓抜き」が必需品で、その地のビールを呑むことが至高。