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A1サイズの大判図面。現場ではどのように運用していますか?

更新日:5 日前


A1サイズの大判図面。現場でどうやって扱ってる?

A1サイズの大判図面を、施工現場などの過酷な環境下で使用する際は、汚れたり破損したりする可能性が高くなります。汚れや破損が起きてしまうと、図面の判読が難しくなり、施工に支障をきたす恐れが出てきます。


そこで今回は、現場の図面を運用する際のポイントをまとめましたので、ご参考にしてください。



1. 図面使用の事前準備

図面を現場に持ち込む前に、必要な図面を把握しておく必要があります。

施行する工程によって、必要な図面は異なることもあるので、工程を事前に確認し、必要な図面を把握しておきましょう。


また、図面の解釈に誤りがあると、施工に支障をきたす可能性があります。図面を現場で使用する前に、施工に携わる複数の人で確認しておくことが求められます。


2. 現場で図面を使用する注意点

現場で図面を使用する際に、注意すべき事項は以下となります。


〇 最新版を常に確認する

図面は直前まで変更される可能性があるため、図面番号等を確認し、常に再サイン版を把握しておくことが重要です。また、変更箇所は、赤字や線引きなどで明確に記載されている場合が多いので、チェックしておきましょう。


〇 図面の見方を正しく理解する

図面には、さまざまな記号や符号、寸法などが明記されています。図面の味方を正しく理解することで、図面から必要な情報を的確に読み取ることができます。


〇 図面の紛失

図面を紛失すると、施工に支障をきたすだけでなく、探す手間で作業が進まないことが起きます。現場では、図面を管理する担当などを決めるといった、運用方法をあらかじめ決めておくことも必要です。


3. 図面の保護方法

図面を現場で使用する際には、汚れや破損なだおから図面を保護するための対策が必要です。保護するためには、大きく分けて以下の2つに分けられます。


〇 外部の影響から保護する方法

ファイルやカバーなどに入れて保護することで、土や埃、粉塵、油汚れなどの外部からの影響を防ぐことができます。

OPPフィルム

〇 図面自体の強度を高める方法

水や汚れに強い素材を使用している図面用紙に印刷することで、水濡れや汚れによる破損を防ぐことができます。

※詳しくは、以前投稿したコラムをご参照ください。



4. 図面を保護するアイテムをご紹介

特に今回は、A1サイズの図面を収納できる保護アイテムをご紹介します。


 ■静電防止加工を施した平滑性に優れたポリプロピレン(OPP)の高透明フィルム。

 ■現場での図面視認性が高く、塵や汚れ、水濡れから図面を保護。

クリンホルダー2の特長

 ■袋に入れたままコピーができるので、効率的に運用が可能。

 ■付きにくく、保管作業などの取り扱いに優れた効果を発揮。

 ■開口部に段差があるので、手早く封入できる口ずらしタイプ。

クリンホルダー2の透明度

 ■Uタイプ(開口部は短辺側)で、再度の底部分にはシーリング加工。

 ■原因となる破損・汚損防止や書類の分類・整理に適す。

クリンホルダー2の強度

5. まとめ

図面は、施工の指針となる重要な資料です。正確に理解し、適切に使用することで施工の品質を向上させ、安全を確保することにつながります。

私たちの商品が図面に携わる業界に少しでも貢献できるように、今後とも努めてまいります。


執筆者紹介

 

冨居 大輔(tomii daisuke)

2001年桜井株式会社に入社。

Web関連業務責任者としてグループリーダーとして日々PCと格闘中。

趣味は子供とサッカーで一緒に汗を流す、元高校球児。

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